<企画背景>
世界経済フォーラムのジェンダーギャップランキングによると、日本のジェンダーギャップ指数は156カ国中120位、特に政治におけるジェンダーギャップは156カ国中147位と、特に課題が多く改善が急がれる領域です。
政府は平成15年に『2020年までに女性政治家の割合を30%にする』という目標を掲げましたが、現時点での比率は9.9%と、目標には程遠い状態です。
このような現状を踏まえ、一般社団法人Voice Up Japanでは女性政治家を取り巻く課題について討議を進めて参りました。
今回のオンラインディスカッションでは、こうした課題の解決方法について参加者の皆さんにディスカッション頂き、2021年度秋に開催される49回衆議院選挙において、『女性政治家の活躍を求める政策提言』として取りまとめ、日本の主な政党に提出する予定です。
◆開催日時:
3日間のうちご希望の日程にご参加ください。複数日程参加することも可能です。
当日のディスカッションテーマは後述の詳細を確認ください。
・2021年8月24日(火) 20:00-22:00
・2021年8月25日(水) 20:00-22:00
・2021年8月26日(木) 20:00-22:00
◆開催方式:
オンライン開催(開催前日までにオンライン会議URLをご案内致します)
◆参加費:無料
◆参加エントリー方法:
こちらのフォーム(https://forms.gle/eXPFEzU8BA2uYpf88)より参加申し込みください
◆参加資格:
日本の政治や政策に関心のある30歳以下の方であれば、どなたでもご参加頂けます
(所属は問いません)
◆各日程のディスカッションテーマ
8月24日(火) | 女性の立候補を増やす方法 | 現状としては女性が政治家に立候補するまでに様々な壁があると同時に、女性の立候補者を増やす政党の取り組みが不十分な状態です。そのため、初回のラウンドテーブルでは、女性立候補者が増えるために政党として行えること、党内の取り組みへの提言などについて議論していきます。 |
8月25日(水) | 女性政治家の座席増加 | 候補者が増えても、資金不足による広報活動の壁や、女性の政治家をサポートするシステムの不足から、立候補しても当選するとは限りません。また選挙における比例代表制度も、政党により決められた順番での当選のため女性の議席を増やす事には繋がりません。政党内にどういった取組みやシステムがあれば、女性の議席獲得に繋がるか、また、よりジェンダーバランスが保たれる選挙方法はどのようなものが考えられるか、などについて議論していきます。 |
8月26日(木) | 女性が政治家として活動し続ける壁 | 女性の政治家は、既存のコミュニティの影響が強い政党などからの支援を受けにくく、また”女性は家庭を守るべき”といった社会からの圧力により、家事/育児と業務の両立が難しい現状があります。最終日のラウンドテーブルでは女性の政治家であるが故に直面する壁についての解決策について議論していきます。 |
◆主催団体の説明
一般社団法人Voice Up Japan : ジェンダー、セクシュアリティー、宗教、国籍関係なく、平等な権利を有する社会、そして誰もが声をあげられる社会を目指し活動する団体。2019年に設立以来、日本全国に26の支部の立ち上げを行い、ジェンダーによる暴力の撤廃、女性の政治参画、多様性の促進、差別の撤廃、若いリーダーの促進などを目指し様々なプロジェクトの運営を行なっている。